自宅葬儀は普段の近所づきあいが大切です

都市部では、葬儀会社の式場などで葬儀をあげる家庭が多くなりました。
しかし、地域によっては、ご自宅で葬儀をあげる家もまだまだあります。

ご自宅葬儀の場合、隣近所の家にもお手伝いを依頼することがあります。
葬儀の受付、交通整理、道案内、お茶などの接待、返礼品のお渡しなど、
葬儀会社から人員を手配してもらえますが、すべてに手が回らないでしょう。

隣の家をお寺の住職の控え室に使わせていただくようなこともあります。
人が多く集まるので、騒がしくなりますし、車でお越しの方が多いと
交通混雑で迷惑を掛けることが多々あります。

日頃の近所づきあいを大切にしていると、トラブルになるよりも
何かと助けていただけることがあります。

また、ご自宅葬儀の場合は、たくさんの食器類も必要になります。
通夜に振る舞う料理や葬儀後の精進落としには普段よりかなり多い人数分の
食器類が使われます。

ご自宅での葬儀を考えている場合は、客用の食器類は多めに準備しておくことが必要です。

また、自分の家での葬儀は考えていなくても、
ご近所に用立てすることがあるかもしれません。
未使用の食器があれば、客用として区別して保管しておくと
いざというときに慌てずに済みます。

自宅葬儀に参列する場合は、焼香の順番来るまでの待つ時間と
その後、葬儀が済むまで庭や道路などで待たなくてはいけません。

冬は葬儀会社がストーブなどを用意してくれますが、
それでも全員が暖を取る事ができません。
とくに冷える時期はコートは必需品です。
焼香や出棺の時以外は、着ていてもマナー違反にはなりません。

葬式はお昼前後に執り行われますので、夏場は日陰の確保が難しいです。
熱中症対策として、ペットボトル等で水を持参したほうがよいでしょう。
また日傘なども必ず持参しましょう。

住宅事情や地域のつながりを考えると、自宅葬儀はますます減少します。

しかし、昔からの風習や御近所つきあいの大切さを実感出来る自宅葬儀は、
若い世代には勉強になって良いものです。

葬儀は人間として大切な儀式です。

自宅葬儀に参列する際は、年配者に葬儀に関するマナーを
学ぶ良い機会と考えてはいかがでしょう。

このページの先頭へ